パッチノート 7.11
Aether, Costy, Gentleman Gustaf, Luqizillaによる
皆さん、こんにちは!
パッチ7.11の時間がやってきました――さあ、何もかもを忘れて腕を振り回し、手を叩きましょう。
ここ最近、規模の大きめなチャンピオンアップデートが増えていますが、このパッチでもそうした傾向は続きます。そこで今回以降、こうした大規模なプロジェクトは(必要とあらば)個別のセクションで取り上げることにしました――このパッチで当てはまるのは、レク=サイ、キンドレッド、マルザハールの3体です!
もちろん、ミッドシーズンアップデートのフォローアップも継続中です――サンファイア・ケープが以前の戦闘能力を失ったことで一部のタンクが苦戦しているため、彼らのための手助けを用意したほか、マオカイとザックのゲームプレイパターンは私たちの目標に届いていなかったため、このパッチでさらなる調整を加えることにしました。
それに加えて、ゲームプレイ以外の“長らく求められていた機能”もいくつか登場します――このパッチの期間中、ランク戦は新たな10バンのドラフト形式となり、あの“アイテムセット”がアップデートクライアントに再デビューを果たします!
それでは、LoLをお楽しみください!
Paul "Aether" Perscheid
Phillip "Costy" Costigan
Mattias "Gentleman Gustaf" Lehman
Lucas "Luqizilla" Moutinho
レク=サイ、キンドレッド、マルザハール
レク=サイ
アルティメットスキルは直前にダメージを与えた対象にダッシュするように。トンネルが再使用可能になるまでの時間が短縮。基本ダメージ低下、スケーリングは上昇。
恐怖で震え上がった獲物を執拗に追跡する獰猛なる捕食者――それこそがレク=サイのあるべき姿と言えるでしょう。しかしながら現状、彼女はむしろ“チームのためにお膳立てをするヴァンガード”といった感じで、与えられたテーマとはかけ離れた役目を担っています。
今回のアップデートでは、レク=サイに秘められた高いポテンシャルを開放すべく、その捕食動物としての本能を倍増させることにしました――彼女が恐怖を呼び起こす理由は、“その後にレク=サイの味方が追随してくるから”ではなく、“彼女自身が十分な脅威だから”であるべきなのです。このリニューアルにより、レク=サイはチームファイトにおいて敵の後衛に飛び込みやすくなり、かつ一旦敵に接近できれば大ダメージを与えられます。代わりに、遅れを取っているときやタンクビルドにした場合は安定したパフォーマンスが発揮できなくなることでしょう。
詳しい情報については、レク=サイのアップデートを取り上げたこちらの記事をご覧ください!
基本ステータス
レベルアップごとの体力増加量90 ⇒ 85
固有スキル - ゼル=サイの怒り
「フューリー」がより早く生成されるように。潜伏中の体力自動回復の回復速度が上がるが最大回復量は減少。
フューリー生成通常攻撃で5、非潜伏中のスキルで10、スキルが2体目以降の敵に当たるごとに2.5 ⇒ 攻撃および非潜伏中のスキルすべてで25
潜伏中の最大体力自動回復量5秒かけて25-450(レベル1~18) ⇒ 3秒かけて20-190(レベル1~18)
Q - 女王の怒り
ランク2からの基本ダメージが減少。反映率が倍増。
ダメージ15/25/35/45/55(+ 増加攻撃力×0.2) ⇒ 15/20/25/30/35(+ 増加攻撃力×0.4)
潜伏中のQ - 獲物定め
増加攻撃力の反映率を追加。魔法ダメージではなく物理ダメージを与えるように。
NEW反映率増加攻撃力×0.4(既存の魔力×0.7に加えて)
ダメージタイプ魔法 ⇒ 物理
潜伏中のW - 襲撃
メインの対象は変わらずノックアップするが、その他の敵はノックバックするように。
基本ダメージ40/80/120/160/200 ⇒ 50/65/80/95/110
強制移動レク=サイからの距離に応じて周囲にいるすべての敵を0.5~1秒ノックアップ ⇒ メインの対象を1秒ノックアップ、その他の周囲の敵は距離250分のノックバック
無効化連続でのノックアップを無効化できるのはノックアップされたメインの対象のみです
無効時間10/9.5/9/8.5/8秒 ⇒ ランクにかかわらず10秒
NEW芳しき薔薇の根潜伏中に攻撃することでプラントを使用できます
E - 激情の牙
基本ダメージが用意され、合計攻撃力ではなく増加攻撃力が反映されるように。「フューリー」に比例してダメージが増加することはなくなるが、以前と同様に「フューリー」が最大の時に発動すると2倍のダメージを確定ダメージとして与える。
ダメージ合計攻撃力の80/90/100/110/120% ⇒ 50/60/70/80/90(+ 増加攻撃力×0.85)
削除増幅「フューリー」に比例してダメージが増加することはなくなります
発動ライン以前と同様に「フューリー」が最大の時には2倍のダメージを確定ダメージとして与えます
潜伏中のE - トンネル
トンネル設置と再使用までのクールダウンがランク2から短縮。
クールダウン26/24/22/20/18秒 ⇒ 26/23/20/17/14秒
再使用クールダウン10/9/8/7/6秒 ⇒ 10/8/6/4/2秒
NEWR - ヴォイドラッシュ
ダメージを与えた敵チャンピオンをマークして、その対象に向かってダッシュし、対象の減少体力に応じたダメージを与える。
獲物自動効果でレク=サイがダメージを与えた敵チャンピオンを5秒間「獲物」としてマークします
ヴォイドラッシュ「獲物」としてマークした対象を指定して、0.35秒の詠唱後に地中に潜り、さらに0.75秒後に地上に出てから対象に向かってダッシュします。
制止不能詠唱中とダッシュ中は制止不能になります
ダメージ100/250/400(+ 増加攻撃力×1.6)(+ 対象の減少体力の20/25/30%)
クールダウン100/80/60秒
射程1500
キンドレッド
固有スキルのスタックでキンドレッドの射程が増加し、スキルが強化されるように。
キンドレッドは、ジャングル向けのマークスマンを目指して一からデザインした、初めてのチャンピオンとなります。メタへの出入りを繰り返してきた(しかしながらここ最近はほとんど“出たきり”の)彼女たちですが、そのプレイスタイルはマークスマンというよりもスカーミッシャーに近いものに落ち着いてしまっています。そこで今回、本来の目標である“マークスマン・ジャングラー”というプレイスタイルを実現するため、キンドレッドのスキルセットを見直すことにしました。狼と小羊にそれぞれ明確な役割を持たせ、かつ相乗効果が生まれるようにすることで、ゲームプレイがより楽しくなるはずです。
とはいえ、“ジャングラーとマークスマンのニーズが大きく相反している”ために、調整には綱渡り的な難しさがあります――通常、マークスマンは序盤が弱い代わりに終盤のスケーリングに優れるため、試合をキャリーできるポテンシャルを持っているわけですが、その一方で、ジャングラーにはモンスターを狩りレーンをギャンクできるだけの序盤の強さが必要となるのです。これらを両立させるためには、キンドレッドの弱点となる時間帯をしっかりと定義しなくてはいけません――消去法を用いれば、それは中盤以外にはあり得ません。そんなわけで、“終盤の持続火力”という強み(「刻印」の新たなスケーリング、反映率の増加攻撃力への移行)を強調する代わりに、中盤戦でのスキルを使ったバーストダメージは低下させることにしました。
キンドレッドのリニューアルを簡単にまとめると、“ジャングルで楽しくマークスマンをプレイできるようにし、その上で適切な時間帯に適切なパワーを扱えるようにした”という感じです!
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力増加量1.7 ⇒ 2.26
アップデート固有スキル - キンドレッドの刻印
削除心の臓を追う矢キンドレッドの通常攻撃が固有スキルのスタックに応じて対象の現在体力に応じたダメージを与えなくなりました
NEW死の射程キンドレッドの通常攻撃と「忍び寄る恐怖」の射程が4スタックで75増加し、その後は4スタックごとに25ずつ増加します
NEW強化スタックによってキンドレッドの通常スキルが強化されます:
Q - 矢の輪舞: スタックごとに増加攻撃速度がさらに5%増加します(基本ダメージは増加しなくなります)
W - 狼の激昂: スタックごとに対象の現在体力のダメージ反映率が追加で0.5%増加します
E - 忍び寄る恐怖: スタックごとに対象の減少体力のダメージ反映率が追加で0.5%増加します
Q - 矢の輪舞
発動時に攻撃速度が増加。
NEW増加攻撃速度発動時に攻撃速度が4秒間、10%増加し、「キンドレッドの刻印」のスタックごとに追加で5%ずつ増加します
削除刻印のダメージ「キンドレッドの刻印」スタックは「矢の輪舞」のダメージを増加させなくなりました
反映率合計攻撃力×0.2 ⇒ 増加攻撃力×0.65
ダッシュ速度400 ⇒ 500
W - 狼の激昂
敵の現在体力に応じて追加ダメージを与え、さらに「狼の激昂」の発動位置を指定可能に。
NEW射程セルフキャスト ⇒ 距離500以内ならどこでも位置指定できます(壁の向こうも可能)。縄張りの大きさは変わりません
NEW現在体力に応じたダメージ狼の攻撃は対象の現在体力の1.5%を追加ダメージとして与え、この割合は「キンドレッドの刻印」のスタックごとに追加で0.5%ずつ増加します
反映率合計攻撃力×0.4 ⇒ 増加攻撃力×0.2
ダメージタイプ物理 ⇒ 魔法
E - 忍び寄る恐怖
敵の減少体力に応じて追加ダメージを与え、体力の低下した敵にはクリティカルが発生。
NEW減少体力に応じたダメージ対象の減少体力の8%、さらに「キンドレッドの刻印」のスタックごとに追加で0.5%ずつ増加します
削除最大体力に応じたダメージ対象の最大体力の5%に相当するダメージを与えなくなりました
基本ダメージ40/75/110/145/180 ⇒ 40/60/80/100/120
反映率合計攻撃力×0.2 ⇒ 増加攻撃力×0.8
発射物の速度1600 ⇒ 2000
死の顎狼の攻撃は体力が15%以下の敵に対してはクリティカルになり50%の追加ダメージを与えます。クリティカル率が1%上がるごとに、クリティカル発動ラインの体力量が0.5%ずつ増加します(クリティカル率100%で体力量65%が上限)。
マルザハール
Q、E、Rのダメージが増加。Wはマルザハールのスキル使用に応じた数のヴォイドリングを発生させるように。ヴォイドリングの序盤の脅威が減少。
今シーズンは“サポートマルザに悩まされ続けるシーズン”といっても過言ではないでしょう――そして、それを抑制する試みによって、今度はミッドのマルザハールが大きく煽りを受けてしまっていました。その主な要因は、一人でレーンを維持する必要がない状況において、序盤での「W - ヴォイドスワーム」が強力過ぎることにあります。そこで今回、「W - ヴォイドスワーム」の序盤のパワーを抑え、その分をほかのスキルへと移し替えることにしました。くだんの「ヴォイドリング」は耐久力が低下し、敵から避けられやすくなり、(終盤にはスケーリングするものの)序盤のダメージも減少するほか、「W - ヴォイドスワーム」自体の準備にかかるコストも上昇しています。
上記のように「ヴォイドリング」の信頼性は全体的に低下しますが、代わりにマルザハール自体を大きく強化しています。これまでダメージの大部分を「ヴォイドリング」に頼っていた「E - 虚性侵蝕」はそれ自体のダメージが増加したほか、「R - ネザーグラスプ」も同様に、メインの対象に直接ダメージを与えるようになりました(つまり、耐久力の低い相手にとってはこれまでのフルコンボと同じく脅威になるはずです)。これらに加え、「Q - ヴォイドコール」発動時の硬直を低減し、使いやすさを改善しました。発射速度こそ低下していますが、これは(ご想像の通り)ダメージを増加する余地を生み出すための処置です。
今回の変更を簡単にまとめましょう――これらは全て、マルザハールがミッドへの帰り道を切り拓くための調整です!
アップデートW - ヴォイドスワーム
コスト40マナ ⇒ 40/45/50/55/60マナ
クールダウン8秒
削除チャージ20/19/18/17/16秒ごとにチャージを得ることがなくなります
NEWスタック他のスキルを使用した時に「スワームの兆し」のスタックを獲得します(最大2)
発動効果「ヴォイドリング」を1体召喚し、さらに「スワームの兆し」のスタックごとに追加で1体の「ヴォイドリング」を召喚します(一回の発動につき最大3体まで)
削除増殖「ヴォイドリング」が追加の「ヴォイドリング」を発生させることはなくなります
射程450 ⇒ 150
ヴォイドリングのステータス
Q - ヴォイドコール
詠唱時間0.5秒 ⇒ 0.25秒
詠唱終了から発射までのディレイ0秒 ⇒ 0.4秒
反映率魔力×0.7 ⇒ 魔力×0.8
E - 虚性侵蝕
反映率魔力×0.7 ⇒ 魔力×0.8
R - ネザーグラスプ
NEWビームによるダメージ125/250/375(+ 魔力×1.15)の固定値による魔法ダメージが追加
ヴォイドゾーンによるダメージ対象の最大体力の25/35/45%(+ 魔力100ごとに7.5%) ⇒ 対象の最大体力の10/15/20%(+ 魔力100ごとに2.5%)
チャンピオン
アーリ
W、Rのダメージが低下。Eのダメージが増加。
アーリはその幅広い強みによって、ほとんどのミッドレーナーを凌駕するパフォーマンスを見せています。そこで今回、敵単体に対する自動追尾スキルの有効性を下げ、キルを稼ぐには方向指定スキルを上手く当てる必要が出てくるよう調整しました。
W - フォックスファイア
反映率各狐火に魔力×0.4 ⇒ 各狐火に魔力×0.3
同一対象への最大反映率魔力×0.64 ⇒ 魔力×0.48
E - チャーム
反映率魔力×0.5 ⇒ 魔力×0.6
R - スピリットラッシュ
反映率各エネルギー弾に魔力×0.3 ⇒ 各エネルギー弾に魔力×0.25
ケイトリン
ルナーン・ハリケーンによる追加攻撃では「ヘッドショット」のスタックが溜まらないように変更。
ケイトリンにとって、「ヘッドショット」とのシナジーがあるルナーン・ハリケーンは、範囲攻撃と単体攻撃の両方においてベストな選択肢となっていました――そのため、“どちらの攻撃タイプに特化するのか?”という選択を迫るため、この仕様を削除することにしました。プレイスタイルの話で言えば、私たちとしては“上手く設置したトラップにかかった敵を「ヘッドショット」で撃ち抜く”という戦い方こそがケイトリンらしさだと考えているのですが、とはいえ現状の彼女は、上記に加えて右クリックでのカイト(敵との距離を保つために移動し続けながら攻撃することを指します))による強力な継続火力も備えています。そこで、中盤戦以降もトラップ中心のプレイが必要となるよう、攻撃速度アイテムによる強化率も引き下げることにしました。
基本ステータス
基本攻撃速度0.568 ⇒ 0.543
レベル1での攻撃速度増加量10% ⇒ 15%
レベル1での攻撃速度0.625(変更なし)
固有スキル - ヘッドショット
削除必殺・ハリケーンヘッドショットルナーン・ハリケーンによる追加攻撃では「ヘッドショット」のスタックが溜まらなくなりました
ドクター・ムンド
レベルごとの攻撃力上昇量とWの毎秒ダメージが増加。
ミッドシーズンでのアップデート以降、そこで行ったアイテムへの変更がタンクたちに与える影響を注意深く観察してきた結果、サンファイア・ケープに加えた変更は、“耐久力が飛び抜けて高いフレンズ”――ドクター・ムンド、マルファイト、そしてサイオン――にとってかなり大きな痛手となっていることがわかりました。そこで今回、サンファイア・ケープの1v1性能の弱体化を補うため、彼らを強化してあげることにしました。
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力増加量3 ⇒ 3.5
W - バーニングペイン
ダメージ毎秒35/50/65/80/95 ⇒ 毎秒40/55/70/85/100
リー・シン
高遅延環境のプレイヤーでもワードジャンプが行いやすく。
以前にライズとカーサスに加えた変更と同じく、高遅延環境下でもリー・シンのワードジャンプを行いやすくしました。
W - 守りの型
“ラグい”は言い訳……?ワードを置きながらスキルを先行入力できるようになりました。これにより、高遅延環境下でもワードを置いた後すぐにジャンプできるようになります
ソーリー、シン……クイック+セルフキャスト設定では発動しなくなりました。後のパッチで修正予定です。
ルシアン
ランク2からのQのマナコストが上昇。
ルシアンは与ダメージとのトレードオフをほとんどすることなしに、(忍者足袋とブラック・クリーバー、ルインドキング・ブレードによって)自身の生存率を向上することができています。もし彼が今後もエッセンスリーバーを持ちたくないというのなら、スキルの使い方については少々節約してもらう必要があるでしょう。
Q - ピアシングライト
コスト50/55/60/65/70マナ ⇒ 50/60/70/80/90マナ
マルファイト
Eの物理防御反映率が増加。
サンファイア・ケープ弱体化のフォローアップです!
E - グラウンドスラム
反映率物理防御×0.3 ⇒ 物理防御×0.4
マオカイ
固有スキルの基本回復量が減少する代わりに、最大体力に応じた回復量が増加。苗木の移動速度と魔力反映率が低下、茂みに投げた場合の持続時間がスキルレベルではなく増加体力によって上昇するように変更。
戦いの中心に根を下ろし、その枝を振るって行動妨害を撒き散らしながら、その太い幹でダメージを受け止める――マオカイは本来“頼りになるタンク”として設計されたわけですが、しかし現状はというと、苗木によるスロウとダメージを撒き散らす“木製カタパルト野郎”と化してしまっています。そこで、前回のパッチに続いて苗木の持つパワーを減少させ、代わりに本体の耐久力を向上させることにしました。
固有スキル - 魔樹液
クールダウン30/25/20秒(レベル1/9/15) ⇒ 30/25/20秒(レベル1/6/11)
基本回復量10/30/50/70/90/110/130 ⇒ 5/15/25/35/45/55/65
最大体力に応じた回復量マオカイの最大体力の4.5/5.5/6.5/7.5/8.5/9.5/10.5% ⇒ マオカイの最大体力の6/7.5/9/10/11/12/13%
E - 苗木投げ
反映率魔力100ごとに対象の最大体力の2% ⇒ 魔力100ごとに対象の最大体力の1%
苗木の移動速度425 + マオカイのレベルごとに2.5 ⇒ 400, マオカイのブーツの種類によって変化:
ブーツ: 425
強化系ブーツ(下記を除く): 445
スイフトネスブーツ&モビリティブーツ: 460
茂みに投げた苗木によるダメージ爆発時に100%のダメージ、さらに50%の追加ダメージを2回 ⇒ 爆発時に67%のダメージ、さらに67%の追加ダメージを2回(合計ダメージには変化なし)
茂みに投げた苗木の持続時間30/40/50/60/70秒 ⇒ 30秒(+ マオカイの増加体力の2.5%)
レネクトン
先の2つのパッチにおいて、長い間存在した多くのバグの修正と、今後の変更を容易にすることを目的に、レネクトンのプログラムコードを数多く書き換えました。しかし、この作業によって別の不具合が多数発生し、見方によってはむしろ悪化したとも言える状況に陥ってしまいました。そのため、前の2つのパッチでの修正をすべて巻き戻すことにしました。
巻き戻しパッチ7.9および7.10でレネクトンに加えられた変更点はすべて元に戻されます。
サイオン
Wのクールダウンが短縮、最大体力に応じたシールド増加率が上昇。
サンファイア・ケープの弱体化のフォローアップです!
W - 魂の炉心
クールダウン13秒 ⇒ 11秒
シールド増加率サイオンの最大体力の6/7/8/9/10% ⇒ サイオンの最大体力の8/9/10/11/12%
シンドラ
Wの効果範囲を縮小。
シンドラの「W - ダークフォース」は外すのが難しいほどの攻撃範囲を誇っており、そのうえギャンクのお膳立ても(スロウによってのろのろと動く相手を「E - 闇の波導」でスタンさせれば良いため)簡単にできてしまう始末でした。そこで、対戦相手が「W - ダークフォース」をもう少し避けやすくなるようにしました。これにより、続く「E - 闇の波導」も回避しやすくなるはずです。
W - ダークフォース
効果範囲275 ⇒ 225
ヤスオ
Qのスタックがより早く消えるように。
ヤスオはミッドシーズン以前からすでに強すぎるきらいがありましたが、ミッドシーズンでのクリティカルアイテムの値下げに伴って、もはや“きらい”と言って済むような強さではなくなってしまいました。そこで今回、Qのスタック保持中のプレッシャーを軽減し、対戦相手側にも対抗できるチャンスを増やすことにしました。
Q - 抜刀
スタック持続時間10秒 ⇒ 6秒
ザック
Eの警告インジケーターがより早く表示されるように。ザックの声が甲高くなる頻度も改善。
ザックに施したアップデートには、「E - ブッ飛びスライム」によるイニシエート後の行動の幅を広げる狙いがありました。この強化点はEのノックアップ効果時間の短さによって相殺されるはずでしたが、現在は(アップデート前と同じく)ノックアップ時間を1秒まで伸ばせるようになっています。そこで、相手側にも回避のための猶予をもう少し与えるため、警告を早めに表示するよう変更しました。
全体的な変更
ヘリウムは控えめにザックの声が甲高くなる体力値を下げました
E - ブッ飛びスライム
警告インジケーター表示されるのはザックが着地する0.75秒前 ⇒ ザックが着地する1秒前
ミッドパッチ7.10による変更点
念のため再掲しておきましょう。パッチ7.10のリリース当初に追加された最大体力反映率により、「Q - スライムパンチ」のダメージがあまりにも大きくなりすぎてしまいました。そのためミッドパッチにて追加変更を行い、基本ダメージをさらに低下させました。
「スライムパンチ」基本ダメージ40/60/80/100/120 ⇒ 30/40/50/60/70
ザヤ&ラカンのワード設置時のセリフ
ラカンは叫ぶの禁止ラカンのワード設置時のセリフが敵に聞こえてしまう(そして時に視界外であっても居場所がばれてしまう)ことはなくなりました。味方には今まで通り聞こえます
ザヤは独り言禁止ザヤのワード設置時のセリフが、ザヤだけではなく、味方にも聞こえるようになりました
アイテム
アビサルマスク
ミッドシーズンでの性能変更に合わせ、アイテム名を変えるとともにアイコンを更新。
名前アビサルセプター ⇒ アビサルマスク
アイコン新しいものに変更!
バンシーヴェール
コストが増加し、魔法防御が上昇。
スペルシールドがレーン戦において強力な防御性能を発揮する「バンシーヴェール」は、“あまりにも早く手に入るアイテム”であってはならず、かつ「バンシーヴェール」の使い手たちがそれを手にする前には“付け入るスキ”が用意されていて然るべきでしょう。これら2つの条件はコストの増加によって満たせるはずです――購入資金を貯めるのにかかる時間が長くなり、そのうえ「ヌルマジックマント」だけを抱えている時間も伸びるためです。とはいえ、純粋な弱体化が必要なほどではないでしょうから、その性能も新たなコストに見合ったものへと変更しました。
コスト2700ゴールド(合成コスト: 500ゴールド) ⇒ 3000ゴールド(合成コスト: 800ゴールド)
魔法防御45 ⇒ 60
ルインドキング・ブレード
ライフスティールが減少。
現在の「ルインドキング・ブレード」は少し強すぎる状態にあると言っていいでしょう。1v1性能、そこそこの対タンク性能、序盤に得られるパワースパイク――この“王剣”に備わった数々のクールな個性は絶対に残しておきたいと考えてはいますが、とはいえ現状、購入者はダメージ交換における勝利を約束されています。そのうえ、苦労して減らした体力を簡単に回復されてしまうようでは、対戦相手にとって“泣きっ面に蜂”もいいところでしょう。
ライフスティール15% ⇒ 12%
ガーディアンエンジェル
ミッドシーズンでの性能変更に合わせ、アイコンを更新。
アイコン新しいものに変更!
忍者足袋
通常攻撃のダメージ軽減率が低下。
「忍者足袋」は大量の物理ダメージが予想される際の必須アイテムであり、その通常攻撃に対する追加防御性能は、大抵の場合少なくともマークスマン相手には効果を発揮します。それだけならば良いのですが、現状では“マークスマンに加えて何らかの物理ダメージ系チャンピオンがいるチーム”に対しても最善の選択肢となってしまっています。そこで今回、「忍者足袋」が保証していた最低限の有用性自体を低下させることにしました。
通常攻撃のダメージ軽減率12% ⇒ 10%
ノマドのメダル
合成コストが低下。超越のタリスマンとオアシスの瞳にも適用。
前回のパッチで「ノマドのメダル」のレシピを変更しましたが、合成アイテムの変更に伴うコスト補正が実装されていませんでした。……というわけで、お待たせしました!
コスト875ゴールド(合成コスト: 375ゴールド) ⇒ 850ゴールド(合成コスト: 350ゴールド)
超越のタリスマン
コスト2425ゴールド ⇒ 2400ゴールド
オアシスの瞳
コスト1925ゴールド ⇒ 1900ゴールド
スコアボードのミニオンキル数の表示
小さなユニットを大量に作り出す敵と戦っていると、実際にどのくらいラストヒットを取れているかが分かりにくくなります。そこで、彼らペットが原因となって生じるラストヒット数関連の混乱を解消することにしました(ペットたちを倒した際のゴールド報酬に変化はありません!)。
ノーカウント以下のユニットは倒したミニオン数には加算されなくなりました(ゴールド報酬は変わらず得られます)
エリスの「幼体」
ハイマーの「砲台」(Rによって強化された「砲台」は加算されます)
イラオイの「触手」
マルザハールの「ヴォイドリング」
シャコの「びっくり箱」(Rのクローン爆発時に出現するものも同様)
ヨリックの「ミストウォーカー」とWの「壁」
ザイラの「棘吹草」と「棘鞭草」
行動妨害テキスト
行動妨害名の専用表示位置が体力バー上部へと定まった今、行動妨害テキストがフローティングテキストの一部として表示される必要はなくなりました。
余分でした行動妨害名をフローティングテキストから取り除きました
バンの形式
ノーマル&ランク
パッチ7.11期間中、ドラフト形式で行われるサモナーズリフトの全ゲームモード(※日本サーバーではランク戦のみ)のバンフェーズにおいて、10体のチャンピオンを同時にバンできるようにします。まずは北アメリカのノーマルドラフトが皮切りとなり、そのほかの地域も順次対応していく予定です。この10バンシステムには、バンフェーズにおける影響力を全てのプレイヤーに与えること、そして試合に入るまでの時間を劇的に短縮するという狙いがあります。詳細については、こちらの10バン発表時の記事をご覧ください。概要のみを確認したい場合は以下をどうぞ。
リリースリリース直後は北アメリカのノーマルドラフトでのみの採用となり、その後パッチ期間を通して、全世界に展開します(ランク戦を含む)
バンの合計数各チームのチャンピオン選択順の下から3名がバンして、合計6体 ⇒ 全プレイヤーが1体ずつバンして、合計10体
バンの選択順順番に行う ⇒ 同時に行う
バンの表示バンフェーズの終わりまで敵チームにバンが表示されることはありません
バンの重複相手チームとバンが被る場合もあります
ハードコアモード“バンなし”を選択可能になりました
カスタムゲーム
バックエンドでの動作調整が終わるまでは、カスタムゲームにおける通常のドラフトピックに変更はありません。トーナメントドラフトのカスタムゲームでは、しばらく前に導入されたeSports形式へと切り替わります。ただし、リリース時点では少々わかりにくいUIになってしまっているかもしれません。その点については、今後のパッチで改善していくつもりです。
トーナメントドラフトeSports形式のものと同じスプリットドラフト式のピック/バンフェーズを使用するようになりました
通常のドラフトピック現時点で変更はありません
ロビーへの招待権限
グループ作成時の障害を1つ排除しました――キャプテンが“ちょっとトイレ行ってくるわ”と言って離席してしまった場合などに、些細ではありつつも確実にユーザーエクスペリエンスを向上してくれるはずです。
オープンインビテーション招待されたプレイヤーにデフォルトで招待権が与えられるようになりました。キャプテンはこれまでどおり招待権を取り消せます
ゲームモードローテーション
仲間と共に、悪夢のAIを打ち倒そう――背後に控える邪悪なる大王が、あなたの愛する世界を壊してしまう前に! ドゥームボット 悪夢のAIが6月2日(金)~6月4日(日)、6月9日(金)~6月11日(日)各日正午12時~翌朝3時59分の期間限定でプレイ可能です。
概要
悪夢のAIたちのザンコクムヒな呪いに立ち向かいましょう。静止化、ワープ、風殺の壁などなどの凶悪なスキルがあなたを待ち受けます。
生き延びて、諸悪の根源である小さな魔王を打ち倒しましょう。イッチニー、サンシー!
さあ、もうすぐ地獄のトビラが開くよ・・・。ハハハ!ハハァーーーハァーー!!
ツイステッドツリーラインのAI戦
(※日本サーバーでは未実装です)
幽霊AIツイステッドツリーラインのAI戦に中級者モードが戻ってきました
リーグ・クライアント・アップデート
新クライアントの段階的導入も完了し、現在は新機能の追加とゲームの改善に総力を挙げて取り組んでいます。
よく知られた一般的な問題の解決方法は、サポートサイト内の既知の問題セクションをチェックしてみてください。
新機能
NEWアイテムセット作成ツール「アイテムセットを返して!」という皆さんの声はしっかりと届きました。これからは特定のチャンピオンやマップ用のカスタムアイテムセットを作成できるようになります。新しいアイテムセット作成ツールでは、各チャンピオンに用意されたデフォルトのおすすめアイテムセットから作成することも、一から作成することもできます。1アカウントにつき持つことができるアイテムセットの数は、現時点では20です。この上限数については、プレイヤーの皆さんからのフィードバックに基づき今後再検討する予定です。
NEW「最近一緒にプレイしたサモナー」リスト「最近一緒にプレイしたサモナー」のセクションがフレンドリストの一番下に追加されました。ここには最近一緒に試合をしたプレイヤーが表示されます(プレイしたチャンピオンもわかります)。各プレイヤーのプロフィールを確認したり、フレンド追加やブロックのほか、ドラッグしてロビーに招待することもできます。
主な修正点
チャンピオン選択時にスクリーンの左右の端がよく見えるようにマスタリーパネルを縮小し、誰が選択を行っているか、誰をピックしたか分かるようにしました。
チャンピオン選択の各アクションが分かりやすくなるよう、全体的な改善を行いました。
チャンピオン選択時に確定できなくなる不具合を修正しました。
ロビーと対戦結果画面の「X」ボタンを作り直し、前より広いスペースを確保しました。
龍拳リー・シン
龍拳リー・シンのスプラッシュアートとゲーム内のビジュアルエフェクトを調整しました。スプラッシュアートの背中の龍が金色になり、R - 龍の怒りを発動したときにゲーム内モデルでも金色に変わるようになりました(クロマによってゲーム内での色は変化します)。
戦利品インターフェース
未開封のチェストまでスクロールしなければならないのは面倒ですよね。戦利品を大量に貯めこんでいるならなおさらでしょう。
スクロールさせないでよ「マテリアル」セクションを戦利品の一番上に移動しました。
バグ修正
この変更はパッチ7.11リリース直後に個別でリリースされました。7.11へのアップデートを行っていない場合は、アップデート時に一緒にダウンロードされます。
「エンシェントコイン」やそのアップグレードアイテムによってドロップしたマナコインから、マナ以外の二次リソース(フェロシティなど)も獲得できてしまう不具合を修正しました
リヴェンのQ - 折れた翼をあまりにも速く立て続けに発動したときに、最初の発動以降において対象判定が正しく行われなくなる不具合を修正しました
ザックが最大射程のR - レッツバウンス!で敵を広大な通行不可エリアに落とそうとした時に、敵が見えなくなることはなくなりました(サモナーズリフトにそのようなエリアは存在しません)
フィオラがE - 永久凍土のスタックが3つたまった状態でセジュアニの攻撃をW - リポストで弾いた際に、スタックをゼロにしてしまうことはなくなりました
Q - 皆殺しの斧によって固有スキル - 大出血の5スタック目を付与したダリウスが「紅血の激昂」を発動した際、「皆殺しの斧」は命中したほかの敵に「大出血」を正しく1スタックのみ付与するようになりました
ティーモのQ - 目つぶしダーツでブラインド効果を受けているにもかかわらず、ドレイヴンのクリティカル攻撃がダメージのクリティカル分を与えてしまう不具合を修正しました
パルスファイアエズリアルのQ - ミスティックショットがスタティック・シヴの雷を発動させた場合に、クリティカル率100%であるにも関わらず正しくクリティカル判定が行われない不具合を修正しました
敵のケイトリンが視界外からQ - ピースメーカーを発射した場合に、いずれかのユニットに当たるまで弾が正常に表示されない不具合を修正しました
へカリムのE - チャージの突進のアニメーション中にその対象がキルされた場合に、突進をほかの対象に再度使用できなくなりました
バロンによる強化を受けている間にザヤとラカンが一緒にリコールしたときに、リコールを開始した方のチャンピオンのみがリコール強化による増加移動速度を得る不具合を修正しました
複数のスキンでジャックスのE - カウンターストライクの見た目上のバグをいくつか修正しました
サモナーズリフトのBGMを「最新」から「クラシック」に切り替えても、ほかのマップでBGMが再生されなくなることがなくなりました
パルスファイアケイトリンがペンタキル、エース、キリングスプリーを達成したときのさまざまなセリフが正しく再生されるようになりました
パルスファイアケイトリンのリコール中に表示される、ティーモの盗られた帽子の裏側の見た目が正常になりました
パルスファイアエズリアルのリコール中に、「シーン」や固有スキル - ライジングフォースなどの手を光らせるパーティクル効果が肘に滑り落ちてしまうことはなくなりました
中立モンスターを倒したときにパルスファイアエズリアルのQ - ミスティックショットとR - トゥルーショットの命中時のパーティクルが正しく表示されるようになりました
お天気お姉さんジャンナの通常攻撃が、パッチ7.9でジャンナのほかのスキンに適用された変更に合わせて修正されました
宇宙の暁ラカンのリコール中に再び星雲が表示されるようになりました
リコール後にお菓子の王様アイバーンが再び下品なゲップをするようになりました
正義の執行者シンドラとアトランティスシンドラの死亡時のアニメーション中に「ダークスフィア」の音声が再生されなくなりました
SKT T1アジールの死亡時アニメーションの音声を復元しました
選ばれしマスター・イーのジョーク中の欠落していた効果音を復元しました
魔紋を極めしジグスのジョーク中に、再び腹部の爆弾が爆発する音が聞こえるようになりました
魅惑の魔女ニダリーのヴィンテージ版ロード画面ボーダーが初期購入者に対して再び表示されるようになりました
ハウリングアビスでグラガスビールのリコール音声が正しく再生されるようになりました
近日公開のスキン
パッチ7.11において、以下のスキンがリリースされます。
ケミテックトリンダメア